『戦後日本の社会学』

富永健一『戦後日本の社会学』(東京大学出版会、2004)
おすすめ(面白いし、400ページ強でお得感もあるけど、でも6200円は高い)。

(1)戦後の社会学を牽引してきた社会学者による「同時代学史」の試み。戦後の社会学

という段階を辿ってきたことがよくわかる。

(2)著者はこのうち「特殊社会学」と「リベラル社会学」に棹差すのだが、なぜそうでなければならないのか、いまいちわからない。まず、両者が連関していることはわかる。ただし、両者が拠って立つ「社会」観も一つの捉え方に過ぎないんじゃないか、という疑問が残るのだが…。