『生命進化8つの謎』

ジョン・メイナード・スミス&得オルシュ・サトマーリ『生命進化8つの謎』(長野敬訳、朝日新聞社、2001、原著1999)

(1)「進化的安定戦略」で知られる生物遺伝学者メイナード・スミスの手になる、進化生物学の啓蒙書。学部演習のためのお勉強読書。

(2)なんでも、ミトコンドリア葉緑体は、もともとは別の生物だったんだそうだ。どひゃー。なんでも、妊娠中毒症は、血圧コントロールをめぐる母体と胎児の闘争の産物なんだそうだ。どひゃー。なんでも、フランスはブルターニュ地方の海岸にはコンヴォルタという怪しい扁形動物がいて、そのせいで海岸は「潮が引いているときは砂は緑色だが、そこで手をぱたぱた叩くと黄金色(砂の色)に変わる」(162頁)んだそうだ。どひゃー。エトセトラ、エトセトラ。とにかく知らないことだらけで、参りました。