『大学生の学び・入門』

溝上慎一『大学生の学び・入門』(有斐閣有斐閣アルマ、2006)

(1)大学の入学生を対象に、大学は何をいかに学ぶところであるかを説明し、何をいかに学ぶべきであるかを解く。前半は「認識編」と称して、何を考えながら学ぶべきかを論じ、後半は「行動編」と称して、いかに学ぶべきか、ヒントを提供する。時期が時期だけに「教師にも使えるんじゃないか」と期待して読んだ。たしかに巻末付録の「大学生の学び方レポート」は面白かった。

(2)「認識編」については、結局「とにかくやってみよう」で終わっているのが、ちょっと不満。それって多分正しいんだろうが、あまり届きそうもない気がしてならない。「行動編」については、

  • 計画的に生活しよう
  • 本を読もう
  • みんなと議論しよう

という、正しすぎる話が続いている。これでいいのか、本当に?