『下流社会』

三浦展下流社会』(光文社・光文社新書、2005)

(1)学部ゼミの後期のテーマは格差社会論。というわけで、その導入として、ライフスタイル・意識・生活水準などにもとづいて人々を上中下流に分け、このうち下流が増加することを予測して物議をかもしたこの本を使うことにした。むすめのピアノ発表会の合間に読んだのだが、おっと、この本によると、子どもに楽器を習わせるのは上流の特徴らしい。おお、ぼくもとうとう…。でも《趣味志向か仕事志向か》&《上昇志向か現状志向か》という2つの対立軸に沿って男性のライフスタイルをヤンエグ系、ロハス系、SPA!系、フリーター系の4つに分けるこの本の分類からすると、仕事のエフォート率(ジャーゴン)が低く、上昇志向もそれほどないぼくはフリーター系らしい。あれま。

(2)というのは措いておき、この本、アーギュメントは面白いがデータ解釈が荒い感じがする。どう利用したものか。