『成長するティップス先生』

戸田山和久他『成長するティップス先生』(玉川大学出版会、2001)
超おすすめ(大学教師の方々限定)。

(1)あっという間に10月、じつに2年ぶりの学部講義。この間、ゼミや大学院講義はしていたのだが、カリキュラムの関係や、昨年のサバティカル取得もあり、学部で開講する経済学史の講義は担当していなかった、という理由である。そんなわけで、本邦ティーチング・ティップスの最高峰(と、すくなくともぼくだけは考えている)『成長するティップス先生』を読みなおし、講義に備えた……のだが、努力も空しく、すっかりノリを忘れていたせいか、足はブルブル、頭はクラクラ状態で、昨日の最初の講義に臨んだわけであったことよ。あ、でも、この本は素晴らしい出来だと思う。大学教師必読だね、うん。これを読んでおけば、FD研修なんぞで時間をつぶす必要はないんでないかい?

(2)ついでに、教科書である小田中『ライブ・経済学の歴史』と、最初のレポートの課題図書であるクルーグマンクルーグマン教授の経済入門』にも、ひさしぶりに目を通す。この間、およそ経済学と縁遠いことばかりやっていたせいで、経済学史をすっかり忘れていたぞよ。こんなんで大丈夫だろうか、おいらは?