Fifty Major Economists (2)

Steven Pressman, Fifty Major Economists (second edition, London : Routledge, 2006, first edition, 1999)

(1)近刊予定という噂もある拙著『歴史の語りかた』の運命は、すでに担当編集者さんの気合と企画会議の行方に委ねられたので、とうとう次の『なんでぼくらは選挙なんかに行かなくちゃならないんですか』(だったっけ? 忘れた)の準備を始める。レファレンスの作成から始めなければならないのだが、以前ちょっと手をつけて放っておいたという事情があり、けっこう面倒くさい。この作業に、思ったより時間がかかりそうだ。

(2)夜は『50人の主要経済学者』就寝前読書の続きで、ヴィクセルの項を読む。彼の所説について

  • 貨幣供給が利子率を決定するのではなく、利子率が貨幣供給を決定する
  • 利子率と投資収益率(「自然利子率」)のギャップから、経済の不均衡状態が生じる
  • 不均衡状態は、正のフィードバックがかかるため、累積的に拡大する

というあたりを指摘する。な〜るほど…という気がするが、これに対して、彼の所説における「期待」の役割が論じられてないのは、こはいかに。