『ダイアローグズ・Ⅰ』

宮台真司『ダイアローグズ・Ⅰ』(イプシロン出版企画、2006)

(1)学校が冬休みになってかみさんたちが帰省したため、のんびりとビール片手に宮台真司の対談集を読む週末。収録されてる対談にはスイングしてるのもあり、いかにもやる気なさそうなのもあり、一気に読むといろいろと面白い。

(2)そのなかで白眉は、個人的には芹沢俊介との対談「オウム後の世界を作るのは誰だ」(1996年)だろうか。

  • 新人類世代には、ヒーリング系(私探し)とハルマゲドン系(世界探し)がいた
  • ポスト団塊ジュニア世代になると、摂食障害系(世界拒絶)と茶髪・ピアス系(世界への自己の溶かし込み)が登場した
  • このうち茶髪・ピアス系は、ニヒリストではなく、記憶なき相対主義者である

といった(かつての?)宮台さんのキー概念が明確に整理されている。