福島大学入学試験

福島大学行政政策学類入学試験2007年度二次試験前期日程「小論文」に拙著『日本の個人主義』を利用したという通知が届いた。どなたが作問してくださったのかは存じあげないが、ありがたい限りである。これで拙文が大学の入学試験に利用されたのは4回目(過去は東京大学京都女子大学上智大学)だが、おお、われながら偉くなったものである。
ちなみに今回の設問は、同書第3章「自律のメカニズム」から、長谷川宏丸山真男批判、中野敏男の大塚久雄批判、立岩真也の所説、この3点を論じた部分を読んだうえで、大略
1.「他者啓蒙のアポリア」とはなにか(200字)
2.長谷川の所説と中野の所説の異同を要約せよ(500字)
3.「反パターナリズム」、「戦時動員体制論」、「自律(自己決定)の強制」、「パターナリズム」のおのおのに対する小田中の疑問の由来と内容を説明せよ(500字)
という3問に答える、というもの。いやあ良い問題だなあ、これならどうにかぼくでも半分ぐらいは解けそうだし。
【中西さんのご指摘を受け、「行政社会」を「行政政策」に訂正しました】