『カジノ資本主義』

スーザン・ストレンジカジノ資本主義』(岩波書店岩波現代文庫、2007、原著1986)

(1)もう4月である。この春休みは、フランスの県文書館で撮ってきた資料の写真をテクストファイル化しようと考えていたのだが、取らぬ狸の皮算用というかなんというか、結局1枚も処理できていない。2月半ばに帰国してから一ヵ月半、この間いったい何をしてたんだろうか……自分でも思い出せない。健忘症か? 今週後半からは職場で各種学生ガイダンスがあり、はやくも新学期が始まる。

(2)変動相場制の導入が国際金融市場の圧倒的な影響力をもたらしたメカニズムを説明し、名著の誉れたかい国際政治経済学の古典『カジノ資本主義』だが、なぜかいままで読んだことがなかった。文庫化されたのを期に、あわてて一読。《貨幣論の思想史》という観点からも読むことができることがわかった、春の一日。

【追記】きわめてどうでもよいことだが、最近の『bogusnews』とばしてるなあ……面白すぎ。