『脱教育の社会』

イヴァン・イリッチ『脱教育の社会』(東洋他訳、東京創元社、1977、原著1970)

(1)5月12日に比較教育社会史研究会シンポジウム「歴史のなかの教育と社会:比較教育社会史研究の来し方行く末」でコメンテーターを務めることになり、なつかしきイリッチを読む。ぼくは教育学の専門家でもなんでもないのでちょっとおこがましいのだが、おしごとから多くを学ばさせていただいている廣田照幸さんから頼まれたとあっては、軽々に断るわけにもゆくまい。

(2)シンポジウムでは「歴史学の立場から語れ」というご下問であるが、それにしても大きなテーマである。どうしたものか、と考えたが、せっかく「来し方行く末」なのだから、こちらも「来し方行く末」を語ろうと思いつく……って、なにの?