『増補・可能性としての「戦後」』

桜井哲夫『増補・可能性としての「戦後」』(平凡社平凡社ライブラリー、2007、初版1994)

(1)ひそかに一ファンを自任している桜井さんがこんな本を出していたとは……しかも平凡社ライブラリー化されていたとは……なさけなくも見落としていた。原武史『滝山コミューン』に続き、戦前と戦後の連続性を強く意識したしごとを読むことになった。とりあえず

臆病者が否定されない社会。それこそが、戦後の理想であり、初心だった。そのことだけは、今でも忘れ去ってはならないだろう(111頁)

という文章をクリップしておこう。