『知と学びのヨーロッパ史』

南川高志編『知と学びのヨーロッパ史』(ミネルヴァ書房、2007)
いただきもの(南川さん、サンクス)。

(1)教養、人文社会科学、人文学、そして歴史学が危機にあるという時代認識をもとに、「そもそも教養とはなにか」という設問とともにヨーロッパ史をさかのぼった共同研究の産物。

といった、目からウロコの指摘がてんこ盛りなのは、もちろんぼくが無知だからである。

(2)それにしても、「大学」にせよ「人文社会科学、人文学、歴史学」にせよ、それらはこの日本においてもふかくヨーロッパ的「知」の痕跡を残している。したがって、教養の再構築をはかるべくヨーロッパ史をさかのぼるとは、ぼくらにとっては自己省察的reflexiveな、したがってアクチュアルな作業にほかならない。