『市民と憲法訴訟』

遠藤比呂通『市民と憲法訴訟』(信山社、2007)
おすすめ。

(1)厨先生こと稲葉くんのブログで知り、さっそく注文して一読。さすがは伝説の(元)東北大学助教授・遠藤さん、面白すぎ。人権論は個人間のトラストにもとづいて再構築されるべきだという提言を、ぼくらはどう考えるべきか。

今から京都に出かけるので、とりあえず。

【22日付記】

(2)遠藤さんが仙台と東北大学を離れてから10年たつのか……それにしても彼はじつにユニークな人物であり、さまざまな逸話に事欠かなった。そのうち、今日まで伝えられているうわさ話をひとつ。なお、うわさ話なので、本当か否かは保証しかねる。
わが職場は、いまだに学生運動家諸君が元気に活動していることで、全国的に有名である。遠藤さんがいらっしゃったころは、彼らはいま以上に元気で、それゆえ、彼らの拠点たる学生自治会に対応する大学側の委員会の委員というのが激務だった。学生自治会と当該委員会は、団体交渉などで激しくぶつかるなど、基本的には敵対関係にあった。そんななかで当該委員に就任した遠藤さんは、大学側と学生自治会側のあいだで断固たる是々非々(良いものは良い、悪いものは悪い)の態度をとった。そのため、あるとき、いらだった委員会の同僚たちから「いったい、あなたはどちらの味方なんですか?」と迫られた。

それに対する彼の返答はいかに? 回答をコメント欄に寄せられたし。