『大学という病』

竹内洋『大学という病』(中央公論新社・中公文庫、2007、原著2001)

(1)ハードカバーが出たときに読みそこなっていたので、文庫化を知ってあわてて読む。平賀粛学にいたる戦前の東京帝国大学経済学部内部の派閥争いをまるでルポルタージュのように描く竹内さんの筆は、いつもどおり冴えている。それにしても、竹内さんの本はどれもどえりゃ〜面白ぉていかんわ。

しかし、経済学部というのは派閥争いが宿命なんだろうか? それとも東大、それも戦前の東大だけなんだろうか? な〜んて、ぼくの職場だって、いまは平和そのものだが、十数年前に着任したころは「暁の教授会」で全国に知られる(以下自粛)。

さて、明日から札幌出張。道内の高校世界史担当教員の皆さんとお話しできるのが楽しみだ。