『数学で考える』

小島寛之『数学で考える』(青土社、2007)

(1)数学エッセイスト(でいいのかな?)にして経済学者でもある小島さんの新作。これまで小島さんが書いた啓蒙書はそれなりに読んできたつもりだが、言いたいことの《コア》になにがあるか、いまいちつかめなかった。今回の本は随分と数学に傾斜したという印象があるし、数学どころか算数すら《パス!!》状態のぼくにはかなり敷居が高いが、なぜ小島さんが確率論、マクロ経済学、そしてゲーム理論にこだわっているのか、なんとなくわかるような気がしてくるから不思議だ。

つまり大量現象の成立根拠ってことなんですよね、小島さん?

根拠レスだし、われながらハズしてる可能性大……だが、さてもとにかく教授会に戻らねば。
【追記】
そういえば、この間《アジア経済研究》関係読書として『フィリピン銀行史研究』とか『新アジア金融アーキテクチャ』とか『ブラジル』とか『近代イラン経済史研究』とかを濫読しているのだが、なかなか頭に入らず状態の、新学期早々。