『学歴社会のローカル・トラック』

吉川徹『学歴社会のローカル・トラック』(世界思想社、2001)
おすすめ。

(1)島根県立横田高校の3年生(1993年3月卒業)の1クラスのメンバーについて、時系列的で悉皆的な定量的&定質的調査をもとに、彼ら中山間地域の青少年たちの約10年間のライフコースをおいかける書。どこにでもいそうな優等生たちの、ごく普通のライフコースが、わりと淡々と描かれるのだが、教育社会学の研究としてべらぼーに面白い。こんなしごとがあったなんて、われながらまだまだ勉強不足である。

それにしても、台風一過で好天の日曜日、なぜぼくは大学に来て書類を作っているのか? それも、自分にはあまり役立ちそうもない企画の?