『松田聖子と中森明菜』

中川右介松田聖子中森明菜』(幻冬舎幻冬舎新書、2007)

(1)自分のたしにぜ〜〜〜〜〜んぜんならない書類書きに追われる日々が始まった。やる気ほとんど「−∞」の心を叱咤激励しつつ、がんばる……はずが、ただちに現実逃避するべく読書に走るあたり、情けなくてさすがである。

(2)さて、そんな現実逃避のおともは、松田聖子中森明菜、とりわけ前者を狂言回しに、1980年代前半の日本音楽シーンを読みとく一冊。田中さんの紹介で存在を知ったが、「構造主義」やら「革命」やらといった用語がちりばめられた、なかなか刺激的な現代日本文化論……な〜んて冷静に読めるわけがなかろーが!! 

なにせ文中で紹介されている松田聖子の楽曲は、シングルカットされていないものも含めて、ほとんどすべてが記憶からよみがえってきたのである。も、もしかしてぼくにも現代日本社会を語る資格が……って、それをミーハーと呼ぶのだよ、きみ。