「特集・網野善彦と日本史学の現在」

『大航海』65号「特集・網野善彦と日本史学の現在」(2007)

(1)こんなのが出ていたとは!! ひと(徳田さん、サンクス)に教えられて存在を知るあたり、どう考えてもなさけない。しかし、JSTORその他からペーパーをダウンロードする日々だから、まぁしかたない……と、これは自己弁護。

(2)そうそうたる面子が網野の業績について語っているが、ざっと読んでみて、所収されているエッセーのなかでは、松本健一「日本近代史と網野史学」がいちばん面白かった。これはつまり

  • これだけ巨大な業績に対しては、志向や専門領域が近すぎても遠すぎても、十分に評価することはむずかしい。
  • しかして、適切な距離を保つことはむずかしい。

ということである。