『中越地震の記憶』

松井克浩『中越地震の記憶』(高志書院、2008)
いただきもの。
中越地震の被災者に対する3回のアンケート調査をもとに、

  • 震災復興プロセスにおいては、コミュニティの存在が大きな役割を果たした
  • ただし、コミュニティは「信頼」にもとづいた、開かれたものでなければならない

ことを論じる書。

頁を繰りながら、中越地震で被災して「疎開」してきた従姉妹に東京で会い、なにもできない自分を歯がゆく思ったことを思いだす。さらには、30年前のこととなった宮城県沖地震の記憶までがうっすらとよみがえる。かくのごとく、日本は地震大国なのである。