『「心」が支配される日』

斉藤貴男『「心」が支配される日』(筑摩書房、2008)
おすすめ。

■現代日本社会の深層ですすむ動向に警笛を鳴らしてきた斎藤さん久々の新作は、一言でいうと「道徳教育批判」。斎藤さんの現状認識に対してはいろいろと異論があるかもしれない(が、ぼくはほとんど異論ない)が、『心のノート』監修者・河合隼雄さんや「歌舞伎町浄化作戦」推進者・竹花豊さんにインタビューするなど、そのルポルタージュ能力は健在で、まこと圧倒される。
ウェルカムバック、斎藤さん。
■それにしても、だ。小学校3年生の娘をもつ親としては、本書でふれられている

は、すべて他人事ではない。うーむ、頭の痛いところである。