フランス滞在18日目

9月3日(水)
例によって8時30分にADIVに着き、受付に出向くと、「オンライン管理システムが故障しているので、資料の請求と交付は手動になります」という案内があった。どうも今週になってからオンライン管理システムが不調らしく、しばしばとまる。とまるとどうなるか、というと、「受付で閲覧席の番号を指定され、その番号にもとづいて、オンライン端末で資料閲覧請求を進める」という一連の手順が全部ストップする。そのかわりに「白い小さなカードに鉛筆で閲覧したい資料の請求番号を書いて交付窓口の係員にわたし、しばらくたったら届いているか否かを確認し、届いていたら交付してもらう」という、かつてジュール・フェリー通りの旧館で採られていた手続が復活する。
そして、ここフランスで恐ろしいのは、
それでなんの問題も面倒もありませんが、なにか。
ということだ。ちょいとドタバタはあるが、この古い手続にもとづいて、資料の請求と交付はつつがなく進められてゆく。つまり、いっちゃなんだが、ぼくのような閲覧者と、そして実際資料の交付をおこなう現場の係員にとって、この「オンライン管理システム」なるものはなんの意味もない、いわばお飾りにすぎないのである……それにしちゃ高価なお飾りではあるが。
今日の教訓:気分はラッダイト。