フランス滞在1日目

2月1日(日)
「期間限定レンヌドタバタ記」復活である。前回のレンヌ滞在から帰国して4ヵ月、何か立派なアウトプットがあったか、というと……なんと「前回の滞在中に入手したデータすらほったらかしの状態」という体たらくである。なにしろ

  • 秋学期は久々に「経済学史」と「経済史入門」という学部講義のダブルヘッダーで、とりわけ後者は6年ぶりだわ受講生が(私学の方々が聞いたら「なに甘えとんねん」と激怒されそうだが)300人だわで、授業の対応に忙殺されていた。
  • 10月から、急性気管支喘息、尿路結石、不眠、と、体調が絶賛大不調。新年に入ってようやく上向きになり、さて「いよいよStarting Overか?」と思ったら、肉親が急病で倒れて入院。諸々の手続で走りまわっているうちに、あっという間に1月が終わってしまった。

のである。

そんなわけで、この間のアウトプットは

の2つだけ。『思想』連続特集「批判的転回以後のフランス歴史学」も、人知を超えた理由で遅延しているし……あとは、昔(1995年)の論文を仏訳し、タイトルも「Mai 1832, l’Insurrection de l’Ouest en Ille-et-Vilaine」としてフランスのジャーナルに投稿したにとどまった。

それでも科学研究費の関係で、なにがなんでも2月1日にはフランスに行かにゃならん。なんと前日(1月31日)の仙台は大雪で「こりゃあほんまに出発できるんかいね?」という考えが頭をよぎったが、さいわい当日は快晴、日ごろのおこないの成果である……はずが、たしかに仙台空港までは(地震があったのに鉄道が止まらなかったなど)順調だったものの、

  • 仙台・成田便が、例によってステキなボンバルディアだった。
  • 成田・パリ便は、非常口すぐ後ろの席で、足をのばせるのはよいとして、窓側のせいかすさまじく寒かった。
  • パリは15時で気温が1度!! ロワシー(シャルル・ドゴール空港)駅でレンヌ行きのTGVを待つあいだに入ったカフェの中すら「涼しかった」。
  • ロワシーからレンヌまでのTGVでは、疲れているからせっかく一等車をおごったのに、うしろの席の家族の子どもたちが、フランスにしては珍しくうるさいガキども(ひとの頭をからうしろから小突くじゃねーぞ、まったく)で、ぜんぜん休んだ気にならなかった。
  • 21時すぎにレンヌに着いたらもっと寒く、吐く息が白いじゃないか!!
  • 疲労困憊のため、タクシーで宿泊先のレジダンス(長期滞在型自炊ホテル)にゆこうとしたら、一台もとまっていない。結局地下鉄で近くの駅まで行き、そこから重い荷物をかかえてトボトボと……。

という、まぁこれも日ごろのおこないの成果なんだろう。

さて、これからまた3週間のレンヌ滞在である。メインはイル・エ・ヴィレヌ県文書館(ADIV)における資料収集を続けることで、あとはレンヌ第2大学(UHB)で修士の院生相手にセミナーを1回するだけだが、なにがどうなるんだか、まったく。わしゃ知らんぞ、もう。