ディジョン滞在1日目

1月25日(月)
一年間のご無沙汰でした。小田中直樹でございます(玉置宏は古いか)。

この間、2009年6月にはJSPS特定国派遣研究者で一ヶ月、8月には家族サービスで10日間、おのおのフランスに来ていたのだが、諸般の事情=大人の事情で更新ならず。ブログの書き方すら忘れているという体たらく……ネットは遠くなりにけり。
今回は2008-2010年度の3年間受けている科研の2年目で、ブルゴーニュ地方はディジョンに5週間滞在予定とあいなった。仙台から24時間かけて、昨晩22時すぎに、このヴァロワ朝ブルゴーニュ公国の首都にして「中世の秋」で知られる町で(ホント)わが「人生の秋」について沈思黙考するために(ウソ)来たわけである。
いまは現地時間9時35分、ディジョンがあるコートドール県文書館の閲覧室にいる。ちなみに同館の基本情報は以下のとおり。

  • Archives Departementales de la Cote-d'Or
  • 8 Rue Jeannin 21000 Dijon
  • 閲覧室は月曜日から金曜日まで、9時から17時までノンストップ。
  • 資料の交付は、一回3箱までで、1日14箱という上限あり。ただしいまだに紙で請求するシステムなので、窓口の係員さんに頼み込むと便宜を図ってくれる。
  • 窓口の係員さんは、みんなサンパ。

ちなみにこのADCO、町の中心に位置するブルゴーニュ公国宮殿のすぐ裏にあるという、じつに便利なロケーション。なんとステキ。
閲覧室は木の床で、壁にはヴァロワ朝ブルゴーニュ公国の四代のブルゴーニュ公の巨大な肖像画がかかり、その下には暖炉がある。暖炉の前には「1766年7月16日(木)にこの部屋で演奏会をおこなったモーツアルトを記念して」という石版がはめこんである。そう、このADCOは、かつてディジョン市役所だったという由緒ある建物なのだ。なんとまあステキ。
閲覧室に無料無線公衆LANが整備されているのも、これまたステキ。
さ、しごとを始めるとするか……しごとといっても、つまりは資料の写真をひたすら撮るという肉体労働なのだが。