ディジョン滞在3日目

1月27日(水)
寒い。今日の予想気温は最低が零下6度、最高が0度、つまり「真冬日」である。せっかく避寒、じゃなくて命の洗濯、じゃなくて(指先だけの)肉体労働に来たのに、初手からこれかよ。

おまけにADCOの仕事がすすまない……というよりも、ベラボーに資料が多い。第二帝制期初期のコート・ドール県知事De Bryは一種の書類マニアだったらしく、配下の郡長・市町村長・治安判事その他に膨大な報告を(レンヌではみなかったものもあるので、おそらく独自に)出すことを求めるわ、彼らや直属上司である内務大臣に自分が書いた各種書類の下書きをきれいに残しているわで、とにかく資料が膨大なのだ。

これを「たくさん残っててよかった!!」ととるか「こんなに残ってると仕事がすすまなくて困るじゃんか」ととるかで、その人の研究者のとしての資質がわかるような気がする。そんでもって、かくいうワタクシは……どーも後者に該当するような、イヤーな気がするんですが。


さて、ディジョンにはほとんど日本人は居住していないと思うのだが、なぜか中心部商店街の真ん中に「Comptoire du Japon」という日本グッズ専門店がある。怖いものみたさで昨日ドアを押したら、ほぼぜーんぶオーセンティックな日本製の小物やお茶。店員さんに聞いたらオーナーは日本在住歴4年の女性で、今でもときどき買付に来日してるとか。うーむ、世の中バカにしたもんじゃない。


写真はADCO閲覧室にある、モーツアルトにささげられた石版。


これが「歴史」である。