ディジョン滞在32日目

2月25日(木)
今日も、なりふりかまわず「市町村議会選挙・問題事例(1831-1944)」をやっつけまくる。ディジョンは本当に春めいてきて、閲覧室は(資料がふっとぶと困るため)基本的に窓を開けられないので暑く、とうとう、セーターを脱いだTシャツ一枚という姿で、ほとんどの時間をすごすことにあいなった。ますます他人(ひと)にみせられない姿ではある……が、背に腹は代えられない。閉館時間までねばってどうにか21箱。うーん、やっぱりこれが限界だろうか。それでも、明日20箱近くつぶすことができれば、残りは350箱ほどになる。多いといえば多いが……どうにかなりそうだといえばなりそうだが……やっぱり多いといえば多いか。
ここのところ請求数が多く、また「市町村議会選挙・問題事例(1831-1944)」はどの箱も重いので、停止命令こそ出なかったが、職員の皆さんもお疲れ気味。最後の箱を返却するとき「これ、終りました」といったら、職員のマダムから「(全部の仕事が)終わりなの? 明日は来ないの? よかった!!」という、冗談とも本音ともつかない返答が返ってきたのは、これはご愛嬌。このままではマズいので、帰りにチョコレート屋でチョコの詰合わせを買い、明日お礼にわたすことにした。
そんなわけで、そろそろ帰国の準備を始める。

  • カナダ人歴史学者のジェレミーとは、互いの帰国がずれるので、先日ADCOからの帰りに「バーイ」。
  • ADCOの常連のうち、常連中の常連でいまや一種のボランティアと化しているムッシューと、毎日9時から17時までノンストップで仕事している博士候補生イザベルは、明日は来ないので「夏に会いましょう」と挨拶。
  • 渡仏の際に成田で買った伊坂幸太郎の文庫本は、先日オーレリアン君と訪問した日本料理店「Kitouko」の日本人マダムに献呈。
  • 宿の掃除をしてくれるポーランド人のイヴォンナも、金土は休みだそうなので、日仏の大学就職事情の話をしながら「知は力である」ことでたがいに同意して「息子さんの就職、うまくいくって」。

古い下着は捨て、本は土曜日に小包で郵送すれば、荷物はだいぶ減ることになる……が、機内持込用カバン(パソコン、カメラ、ハードディスク、充電器、ケーブル、その他)の重さはかわらないか、ちょっと重くなりそうなのが、玉に瑕か。