ディジョン滞在0日目

7月26日(月)
半年間のご無沙汰でした、小田中直樹でございます(古いか)。今日から8月28日(帰国日)の予定で、またもフランスはディジョンで資料収集の日々をすごします。仕事先は、例によってディジョン県都とするコートドール県の県文書館(Archives Departementales de la Cote-d'Or)。この間に世界最高峰のワイン生産地ブルゴーニュの中心都市ディジョンにいらっしゃる方があれば、ぜひこの旧ディジョン市役所のステキな建物におこしください。短パンにTシャツ姿でドタバタしているアヤシイ日本人がいたら、それがワタクシです。


それにしても、まことアッという間の半年。というのも、2月末にディジョンから帰国するに際して、

  • 2月27日、TGVでパリに出て、パリ・リヨン駅から郊外地下鉄RERのA線に乗る。
  • 空港に向かうB線に乗換えるつもりでシャトレ駅で下車し、反対側のホームで空港駅行きを待つ。
  • しばらく待っても空港駅行きが来ない。
  • 「ヘンだな」と思って掲示を見たら、大略「線路改良工事のため、夜間は空港駅行きを運休し、シャトルバスで代替輸送する」というアナウンスがある。でも、まだ17時なんですけど……もうちょっと待つか。
  • しかし、30分待っても来ない。
  • 普段のフリクエンシーを考えると、明らかにヘンなので、あきらめて空港行きのシャトルバスであるロワシーバスで空港に行くことにする。
  • ふたたびA線に乗り、オベール駅で下車する。同駅から徒歩3分ほどで、ロワシーバスの出発地(オペラ座の裏)がある。
  • ところが、オベール駅の改札口で切符がはじかれるではないか(空港駅行きの切符だったからだろうか)。
  • あわてていたので、改札バーを飛越えようとする。
  • トシのせいかうまく飛越えきれず、後方にコケてしまう。【アンラッキー】
  • それを見ていたカップルの男性が、かわいそうに思ったのか「一緒に出よう」と助けてくれる。【ラッキー】
  • 脱兎のごとく走ってロワシーバスに乗り、無事に(?)空港に着く。
  • ANAのカウンターでチェックインしながら聞いたら、係員さんいわく「そうなんだよねえ、今日はどういうわけか一日中工事で運休してるみたい」だと……あれま。
  • 係員さんが、かわいそうに思ったのか「ビジネスクラスに代えておくからね」と申出てくれる。【ラッキー】
  • 20時に離陸し、夕食を食べ、寝て、起きたらもう日本海上空なり。
  • 成田に着いたら、チリの地震のせいで津波警報発令というニュースが流れているではないか。
  • 仙台空港は閉鎖されてなかったものの、空港から仙台までのアクセス鉄道は津波警戒のため運休で、バスで代替輸送となる。【アンラッキー】
  • 帰国後数日してから、首が痛みはじめる。整形外科に行ったら「ムチウチでしょう」と診断される。【超アンラッキー】

という事態となり、しばらく文字どおり「首が回らない」日々が続いたのでした。

まったく、われながら


なにやってんだか。


……というボヤキは措いておき、この間のアウトプットは

  • 小田中直樹『ライブ・合理的選択論』(勁草書房、2010)
  • ジャン・ルビアン「19世紀フランスにおける準幹部公務員」(小田中直樹訳、『思想』4月号、2010)
  • 岩崎稔(司会)&安丸良夫小田中直樹「座談会・『メタヒストリー』と戦後日本の歴史学」(『思想』8月号、2010)
  • ODANAKA, Naoki, "From Responsibility to Compassion ? What Japan has learned from the debate over Post-War Responsibility" (paper presented at the International Workshop on "Analyzing Accountability and Responsibility in Japan from a Social Constructivist Perspective", to be held at Katholieke Universiteit Leuven, Leuven, Belgium, 24th September 2010)

となります(最後のは「予定」)。
とにかく『ライブ』第二弾を公刊することができ、本当に(このドラフトにはいろいろと経緯・因縁・ドタバタがあったので、日の目を見ることができて)ホッとしました。




それでは、しばらく「小田中直樹ディジョンドタバタ記[2]」におつきあいください。いってきます(ドア・トゥ・ドアで約24時間なんですが)。