ディジョン滞在5日目

7月31日(土)
ようやく。
待ちに待ったぞ。
週末。


朝からコインランドリーに洗濯に行き、隣のスーパーマーケットで買い物をし、あとは読書&散歩&昼寝の一日。フランスに来て約一週間、これまでのぼくのパターンとしては、そろそろ疲れがでる頃合なので、この週末はゆっくり過ごすことにしよう。


前にも書いたが、ディジョンには、フナック(FNAC)、フォーラム・プリヴァ(Forum Privat)、ジベール・ジョゼフ(Gibert Josephe)という3つの全国チェーンと、グランジエ書店(Librairie de Grangier)という地元資本、合計4軒の大きな本屋がある。今日までに、フナックを除く3軒にゆき、歴史関係の新刊をあさってきた。結局10冊強買ったが、思ったとおり、その約半数がレンヌ大学出版会(PUR)の刊行。PUR強し。


ちなみに、これら買った本のうち(夜寝る前にベッドで斜め)読んだのは5冊ほどだが、おもしろかったのはロベール・シャピュイ『ブルゴーニュ/フランシュ・コンテ』(パリ:ラルマッタン、2010)だろうか。隣接する両地方がなぜ反発しあうのかという問題を、地理学者が(地理学的には解けない問題なので)歴史的な観点から分析した一冊。こういうのをホントの「学際的」というんだろう。


そうそう本といえば、ちょうど昨日、安丸さん&岩崎さんとの座談会記録が載った『思想』8月号が届いた。われながら写真写りの「スゴさ」に驚きつつ、両長谷川さんの論文をはじめとする力作を、ワインで朦朧とした頭でそこはかとなく読んでいると、あやしうこそものぐるほしけれ。


さて、フランスは、今日が、バカンスに出発する(&バカンスを終えて帰宅する)人が最大の日らしい。テレビのトップニュースは大渋滞をはじめとする「大出発(grand depart)」で、ちょうど日本のゴールデンウィークや旧盆のノリである。たしかに、ディジョンの町にも、観光マップを手にした観光客・バカンス客が増えはじめ、バカンス期らしくなってきた。そんななか、観光のひとつもせずに宿の周辺100メートルで完結した週末を過ごしそうなのは、はい、ワタクシです。