ディジョン滞在24日目

8月20日(金)
今朝、ADCOにゆく途中で、宿で掃除係のアルバイトをしている、学芸員志望の大学生シャルレーヌとばったり出会う。「いつまでバイト?」と聞くと、「今日でしょ、あとは来週が5日間と再来週が3日間で、それで全部おわり。バンザーイ!!」だと。何度も書くようだが、掃除係というのは、本当に大変な仕事なのである。彼女に聞いたら、フランシュコンテ大学(ブザンソン)は9月初旬から新年度らしいし、すでにブザンソンにアパートも確保したというし、心はすでに「ブザンソンで現代美術の勉強!!」なんだろう。サンパな彼女の将来が幸多きものであることを祈りたい。
さてさて落穂ひろいの一週間も、あっというまに最終日。まこと「光陰矢のごとし」とはよく言ったものである。ADCOの資料系列U(司法)の最後の一箱をやっつければ、あとは、これまで眼を通した資料系列であるM(一般行政)、N(県行政)、T(教育)、X(社会保障)、およびZ(郡行政)のインベントリーを再度確認し、見落としがないことを確認することになる。今日だけでは終りそうもないので、モンペリエ滞在をはさんで来週木曜日も同作業に充てることになるだろう。
そうすると、最後に残された、ブルゴーニュ大学ディジョン校は法文図書館における未公刊論文チェックは、ちょっと時間的に難しそうだ。うーむ、しかたがない。めぼしいもののチェックと閲覧は前回してあるので、それでよしとしようか。


そんなわけで、残された日数を逆算して食料を仕入れていることからわかるとおり、ぼくのほうも気分はすでに「帰国モード」ならぬ「帰国後モード」である。


おっと、その前にモンペリエ行きという大仕事があったか。直通TGVがあるし、宿はレンヌでよく使っているCITEA系列なので大体はわかっているし、宿と国鉄駅とエロー県文書館ADHはトラムで結ばれているらしいし……いろいろな意味でどうにかなりそうではあるが、さて。


【追記】
(1)多くの方々にご心配をおかけした(妄想)モーリス・オランデール「歴史なき『人種』」(拙訳、同『歴史なき人種』、パリ・ガラード社、2009、所収)であるが、どうにか身元引受先が見つかりそうな雲行きなり。この出版不況にあって、まことに(語の二重の意味で)ありがたきことである。
(2)落穂ひろいは、再確認作業に入って急に忙しくなった。今日も9時から16時まで昼飯ぬきで頑張って、まだ残っているではないか。木曜日で終らなかったら、金曜日午後のTGVでパリ経由ロワシーに出るので、金曜日午前中という最後の手がある。でもあまり使いたくないんですが、これ。