ディジョン滞在26日目

8月22日(日)
昨日の夜は、20時すぎに、広州(中国)から来たツアーの一員である8歳の女の子が、興奮していたせいか、ホテルの玄関のガラス戸に頭からつっこみ、ひと騒ぎとなった。ぼくもたまたま現場に出っくわしたのだが、女の子は大泣きするわ、ガラス戸にはキレイに放射状のひびが入るわ、一行は「氷っ、氷っ」とさけぶわ……しかし、レセプションに冷凍庫がなく、氷はないのだった。
それにしてもフシギだったのは、レセプショニストのソリーヌが救急医を呼んだのに、両親が診療を断ったこと。うちの娘だったら、なにがなんでもCTとMRIとPET-CTを要求するのに……というのは大げさか。
その後、ホテルのオーナーとツアーのガイドがガラス戸の補償をめぐって交渉。なんだかんだと3時間ぐらい「関係者らしき顔をした野次馬」として立ち会った、週末と夜はヒマなワタクシなのであった。


閑話休題。今日は、午後のTGVモンペリエに向かう。
直通TGVだし、またリヨンからアルルあたりまでは新線ができてスピードアップが図られたはずだしで、なんとディジョンからモンペリエまでたったの3時間半……世界は狭くなったもんである。
モンペリエの宿は部屋にLANケーブルが来ているはずだが、たった3泊のためにパソコンをもってくのはメンドイので、「ディジョンドタバタ記」の更新はしない予定……だいたいディジョンじゃないし。そんなわけで、数少ない読者諸賢におかれては、申訳ないが、水曜日か木曜日の結果報告を待たれよ。
それにしても、エロー県文書館ADHはどんなところなのか、期待と不安でドキドキである。まあ全ては職員さん次第なのが、いかにもフランスらしいところなのだが。


それでは、いってきます。

【8月26日追記】
……というわけで、順調に十数年ぶりのモンペリエに定刻着。あいかわらずザワザワ&ゴタゴタしていて、いかにも「ミディ(南仏)に来た」という気にさせる駅である。モンペリエは暑く、地中海が近いので湿度も高い。まるで日本みたい、と、ワケワカメな感想をもらす日本人のワタクシ。
さて、宿は「駅前からトラム1号線に乗ってムラレス駅下車、すぐ目の前」と聞いていたのだが、どうも様子がおかしい。掲示板をみると、

  • トラム3号線(2012年開通予定)の予備工事のため、トラム1号線はムラレスから2駅前のヨーロッパ広場駅でストップ。
  • そこから終点までは、代行バスが運行している。
  • ただし、代行バスは(後でわかったのだが、一方通行などの関係で)ムラレス駅付近は通らず迂回する。

とのこと。


えええええっ!!


駅で悩んでいてもしかたがないので、とにかくヨーロッパ広場まで行く。さて、どうしようか……19時すぎでまだ明るいこともあり「こりゃ一発歩こう」と決心し、トラムの路線上をひたすら歩く。車は通らないし、もちろん工事中でトラムも通らないので、路線上を歩くのが一番安全なのだ。
幸いなことに5分ほど歩くと、ムラレス駅と、したがって宿の明かりがみえてきた。近くの店で食糧を買いこみ、どうにか無事にチェックイン。疲れた、グッナイト。