【3/23】近頃の若いもんは。

ぼくの娘が通っている小学校は指定避難所になっており、学校管理職(校長か教頭)と仙台市職員が常駐しなければならないことになっている。これでは体がもたない、ということで、なるべく彼らには仮眠をとってもらうべく、先週末の三連休は学生ボランティア団体に依頼し、PTAから出すひとりとともに夜間の当直をしてもらった。毎日顔を出したのでいろいろな学生ボラにあったが、印象に残っているのは、ぼくも当直を担当した日の学生ボラだろうか。ぼくは18時から24時の6時間だけだったが、学生ボラは20時から6時の長丁場である。
さて、どんな学生が来るのか、と思っていたら、やってきたのは高校生と見間違わんばかりの女子学生2人。東北学院大学の法学部と経済学部の1年生で、吹奏楽部の友人同士だそうだ。基本的に、救急車を呼ぶなどの非常事態が生じない限りヒマなので、入口の受付で、石油ストーブを囲んでおしゃべりして時間をすごす。「こんなことしてるだけで、いいんですか?」と聞かれたので「2人が来てくれたおかげで、宿直の校長先生と市職員さんが仮眠できるんです」とこたえる。
「なんで来たの?」ときくと、経済学部さんが「なにかしたくて、今日市役所にとびこんだら学生ボラ募集のコーナーがあり、登録したら、ただちにこの小学校に行ってくれといわれました」。もうひとりについては、ひきつづき経済学部さんが「2人一組が原則だといわれたので、その場で電話して、すぐに来いと言ったら、ちゃんと来てくれました」。おいおい。
ぼくは一足先に24時で失礼したが、2人は無事に6時までつとめてくれたのだろうか。

こういう非常時にこそ、人間性があらわになる。

「近頃の若いもん」も捨てたもんじゃないことを実感しつつ、ふるような星空のもとを自転車で帰宅した、ある夜の一幕である。