モンペリエ滞在13日目

9月4日(日)
【追記】
雨が上がった昼前から、コメディ広場はCafe Richeのテラスで、震災復興支援団体「Solidarite Japon 34」の主宰者・大戸さんと会う。昼食もはさんで5時間ぐらい話しこんだだろうか。独力で団体を立ち上げ、日仏人の会員を集め、法的資格(フランスには1901年任意団体法というのがあり、手続きをクリアすると法人格がもらえる、だったか? このへんは高村学人さんの専門分野)をゲットし、会員諸氏と義援金集めの各種イベントを企画実行し・・・と、そのパワフルさには頭が下がった。でも「一時は睡眠2時間+一日一食だった」というのは・・・あまり健康にはよろしくないので、お勧めしかねます。
それはともかく、被災地・仙台から来た身としては、モンペリエにいる間になにかお手伝いをしたいが、でも芸がないからなあ(19世紀フランス農村史の話をしても、ねえ)。
【本題】
一週間最大の行事=洗濯をするべく、朝7時に宿を出てコインランドリーに向か・・・おうとしたら大雨だった。もしかして、もしかしてこれは台風12号の余波だろうか?
さて、先週、ADHの職員さんが、週刊誌『ヌーベル・オブゼルバトゥール(Nouvel Observateur)』の最新号に福島原発事故の特集記事が出てるといって貸してくれたので、読んでみた。児玉龍彦さんは英雄扱いされ、山下俊一さんは「ストレンジラブ博士」と皮肉られ、「原発事故収束にいそしんでいる現場作業員には旧被差別部落出身者が多いが、これは、彼らが歴史的にケガレを扱う存在だからである」(大略)という驚天動地のストーリーが語られる・・・読んでるうちに眩暈がしてきた。しかし、これが原発大国フランスの代表的な世論・日本観なんだろうか? 『Nouvel Ob』は、それなりに名の知れた硬派の週刊誌じゃなかったんだろうか? たしかに現地の人と話していると、フランスの一般の人々には反原発派が多いのだが、しかしこれは、うーむ。