「出稼ぎ強化月間」第一弾

昨日は「ビジネスパーソンが外国史を学ぶ意義」と題して、東芝の「若手経営者育成塾フォローアップ研修」なる幹部候補生研修の講師をしてきた。場所は新横浜の研修センター、今年の2月にはじめて呼んでいただき、今回が2回目である。
9時から20時30分まで昼食と夕食をはさんで講義、その後は(泊まりこみの研修なので)宿泊棟に場所をうつして0時まで飲み会という、体力勝負の長丁場である・・・が、翌朝、涼しげな顔で食堂で朝食を食べている受講者諸氏をみると、官民の体力格差(?)を実感してしまう。ビジネスの現場では、やはりタフでなければ生きられないのだろうか。とにもかくにも、ビジネスパーソンと話をする機会があまり多くない、というよりもほとんどない日常を過ごしているので、この研修はとても(二重の意味で)ありがたい機会である(ちなみに、始発のはやぶさに乗れば新横浜に9時前に着くことは可能だが、万が一を考えて前泊を付けるので、合計2泊3日)。
一泊した今日は「哲学」をテーマとして研修が続き、担当講師として西研さんが来た。ぼくは『ヘーゲル・大人のなりかた』(NHKブックス、1995)を読んで以来の西さんのファンなので、担当の南さんにムリをお願いして、西さんの講義をうしろで聞かせてもらった。ついでにサインもしてもらった(なにやってんだか)のだが、ソクラテス現象学・ワークショップを論理的につなぎあわせて展開される3時間はじつに面白く、まことあっという間で、最後まで聞きたいと思うほどだった・・・が、「昨日の今日」でちょっとお疲れモードだったので、午前中だけで我慢。
そうそう、ぼくは9月6日が誕生日なので、知命にリーチがかかる一日を受講者諸氏に祝っていただいたのだった。