Sentimental Journey

最近ホントに足が向かなくなった本郷。セミナーがなければ他大学に出向くことはほとんどないので、これは要するに東大関係のセミナーがないということである。ちなみに、最近よく出向くのは、京大(小山さんの科研プログラム)、阪大(桃木さんの歴史教育研究会)、上智(角松くんの科研プログラム)、東洋(岡本さんの「社会運動史」研究プログラム)といったところだろうか。
そんななか、昨日は、農学部・・・なので、正確にいえば本郷ではないのだが・・・にある(って、いつ出来た?)弥生講堂で西田美昭さんを偲ぶ会があり、参加してきた。ちょっと時間があったので、上野駅で降りて上野公園を散歩し、根津界隈から本郷通りに入って喫茶店で時間をつぶし、本三(ほんさん)のミュンでフォーを食べ、冷たい空気のなかを弥生講堂に向かう。
会の受付にいるのは、おお、あれは西田研究室の元秘書・三枝さんではないか!! 20年ぶりの再会だったが、なにも変わってない・・・ちょっと顔が丸くなったけど、誤差の範囲内・・・のに驚く。そのあと大門さんや加瀬さんや原朗さんや、懐かしい顔ぶれと話しているうちに開会。一番うしろの席に陣取って見渡すと、中西くん、石原さん、馬場さん、大澤さん、広渡さん、永岑さん、沼尻くん(司会)といった、本郷の日々を想起させる顔が目に入る。でも、かつて7年を過ごした向ヶ岡寮は、来る途中に寄ったらファカルティ・ハウスに姿を変えていたし、時はすぎゆくのだろう。
会では、西田さんの学問的足跡を語った大門さんと清水さんのトークが興味深かった。二人によれば「差異のなかに協働の契機を見出す」というアプローチと、共同研究というスタイルが、西田さんの持ち味だった。しかしそれらはいずれも、どうみても「言うは易く、行うは難い」類いのものだろう。それでは一体ぼくらは、そこから何かを/何を学びうるのだろうか。3時間に及ぶ会が終わり、重度の二日酔いということもあって献杯会は失礼し、そんなことをつらつらと考えながら仙台に戻った・・・ら、雪だった。
今年はホワイト・クリスマスになるのだろうか。