木綿のハンカチーフ

大仕事がひと山こえつつあってホッとしているので、どうでもよい話をひとつ。
皆さんにとって、はじめて買ったレコード(今や死語)はなんだろうか? ぼくの場合は太田裕美木綿のハンカチーフ」。1975年リリースなので、小学校6年生のときということになる。ただし、その後はコンサートに行くこともなく、忘却の彼方だったが、ちょっと前に(どういう経緯だったか)思い出し、ベストアルバムを聞いたとたんにマイブームとなった。
以上が前振りで、そんなこんなで太田裕美伊勢正三山本潤子大野真澄のジョイントライブに出かけてきたわけである。ステージ上も会場も平均年齢が還暦をこえていると思しき有様だったが、太田裕美の声が衰えていない……というか、昔より出るようになっていることに驚愕。もともと喉が強い方ではなく、高音は裏声でつないでいたのが、「九月の雨」あたりで喉をつぶしてしまったのは有名な話だが、齢を重ねて声帯が強くなったのだろうか。デビュー曲「雨だれ」、松本隆の傑作「木綿のハンカチーフ」、そしてマイ・フェイバリト「君と歩いた青春」(作詞・作曲の伊勢正三が伴奏とは、なんたる贅沢!!)をはじめて生で聞き、感無量。最前列だったし、生きててよかった(誇張あり)。
伊勢正三山本潤子はかなり喉にキているようで、ツラそうだったが、とにかく

  • 伊勢:なごり雪/二二歳の別れ/海岸通り/雨の物語/ほんの短い夏
  • 山本:中央フリーウェイ/スカイレストラン/綺麗になりたい/最後の春休み

といった懐メロを聞き、最後に「ささやかなこの人生」と「見上げごらん夜の星を」を全員で大合唱して終わり。もっとも

回顧は前進するためにある。

さてさて、明日からまたしごとだ(って、明日は日曜日ですけど)。