川田順造さんのトークを聞く。

昨日は、竹橋は共立女子大学で文化史研究会の例会があり、川田順造さんのトークを聞いてきた。伝説的な文化人類学者である川田さんとは、京都の日本西洋史学会のメインカンファレンス後に、はじめて言葉を交わす機会を得た。京都日帰りということで「元気な方だなあ」と思ったが、その後、当年とって御年79歳ということを知り、驚愕。文化人類学者は、タフである。ちなみに昨日は開始が一時間ほど遅れたが、その理由が、川田さんが神保町で道に迷って一時間ほどさまよったからだということを知り、再度驚愕。文化人類学者は、どうみてもタフである。トークは、これまでの川田さんの仕事を理論的に総括するといったもので、じつに興味深かったが、二時間近く話してまだ話したりない顔をしているではないか!! 文化人類学者は、やはりタフ(以後略)。
さて、この「文化史研究会」、ポスト言語論的転回期における歴史学のトレンドを「文化史(cultural history)」にみいだそうとする諸氏が始めたもので、今回が三回目。ぼくははじめて参加したが、他分野(文化人類学)のトップランナーの話を聞くにつけても、「文化史」を語るのであれば、そもそも「文化とはなにか?」というあたりから始めないとマズイんじゃないか?、という気がしてならず、「文化史」まで頭がまわらなかった……のは、これは、ぼくの体調不良(重度の二日酔いともいうが)のせいだろうね、きっと。