ICHS2015

はや8月である。
モンペリエ市文書館の本館(正式には「歴史部門」)と別館(正式には「同時代部門」)を行ったり来たりして過ごす日々も二週間目が終わり、あと一週間。暑かったし、色々とあったし、まこと「少年老い易く学成り難し」を実感する日々となった。いやあ、衰えてるなあ、体力。


さて8月といえば、月末には、5年に一度の歴史学界の祭典……サマリー抜きのプログラム[PDF format]だけで100頁……である国際歴史学会(International Congress of Historical Science, ICHS)が、一週間にわたり、中国は山東省の省都・済南(Jinan、「チナン」と読むらしい)で開催される。今回は、そのラストを飾るイブニング・セッション「歴史と倫理」のコメンテータに誘われ、生まれて初めて中国に足を踏み入れることになった。ちなみに、ラストを飾るというのは、参加者はほとんどみな帰ってしまっていて、オーディエンスが極小となることが期待される、ということを意味するわけで、うーむ。
で、ぼくは中国語能力ゼロだが、アテンドがまったく期待できないこともあり、今からワクワクドキドキしている。一部知己からは「無謀」といわれてしまったが、これがねえ、どうしようもないのだ、これがねえ。
コメント自体はほんの10分だが、キーノート・スピーカであるマティアス・ミデル(Mathias Middell、ドイツ・ライプチヒ大学)のトークがいまだ送られてこないではないか、おい。マジか……。
しかたないので、とりあえずサマリーだけ見て、ドラフトをやっつけてしまった……というか、でっちあげてしまった。おお、われながらスゴイ作文能力である。英語のひどさは措いておき、各方面にケンカを売っている感じがとてもよろしい。


今回の滞仏は、

  • 来春出版予定の編訳『「批判的転回」以後の歴史学』用に、短いものを2本翻訳すること。
  • ICHSのコメントを書くこと。

という、2つの夏休みの宿題を日本からかかえてきたのだが、とりあえずこれでピース!!
あとは、市文書館でしごとをする以外の時間はAmazon.frで買いあさった本を読みふけるのみ。