ICHSその1

①さて、ICHSの日々が始まった。ワタクシの一日は、

  • 宿泊先のホテルであるソフィテルで起きて朝食。ソフィテルはフランス系のホテル・チェーン「Accor」の経営ゆえ、朝からスパークリングワインが出てくる……ので、フランス史研究者としては、当然ながらたしなまざるをえない。
  • 会場である山東ホテルのコングレスホールに出向く。雨だったので「白タク」……はあ。
  • ひたすらセッションを聞く。内容については、いずれ岡本充弘さんの充実したレポートがあるだろう。
  • 17時すぎに終わり、雨はやんでいたので、成人病(予防じゃなくて)対策のため、山東ホテルからソフィテルまで3キロ近く歩く。偉いぞ、自分。
  • ホテル横のデパ地下で夕食を買って部屋に戻り、食べる。
  • 疲れはてて、寝る。

というパターン。これが続くことになるだろう。

②それにしても、中国は疲れる。大声やクラクションには慣れたし、その意味もうすうすわかってきたので良いのだが、問題は

  • 大気汚染:火曜日に話しかけてきた中国の高校教員いわく「中規模都市」にすぎない済南でさえ、朝晩の交通ラッシュ時の大気の「匂い」には、参る。歩いているから、よけい感じるのだろうか。
  • 電動スクーター:未確認だが、中国では電動のスクーターが普及しているようで、音がしない。歩道が狭いので自転車道を歩いていると、音もなくうしろから接近してクラクションを鳴らされる。これは、つらい。歩いているから、よけい(以下同文)。

③おっと、メインのICHSだが、

  • メインセッション「世界史のなかの革命」に一日出席。ダントツで面白かったのは池田嘉郎氏のトーク。あとは……ま、顔見世興行というべけんや。
  • 一度顔をみたいと思って期待していたピーター・マクフィが欠席で、残念。
  • そして会場、寒すぎ。

④とにかく、事実上の最終日である金曜日までは、単なるオーディエンス=話を聞くだけ。なにしろぼくは、最終セッションの最終スピーカー(フランス語で「le der des der」)という栄誉(?)を与えられているので、それまでは聞くこと以外にすることがないのである……というと「質問できるじゃないか」といわれるかもしれないが、セッション自体の時間がタイトで、質問時間はほとんどないのであった。