続・債務返済の秋

そんなわけで、秋の債務返済ツアーは続くのであった。今度は下記シンポジウムのコメント[PDFファイル]である。
先日、別件で野村真理さんと話してたら「ヤラウシュさんという大先生にコメントするなんて、あたしゃビクビクだよ」といわれた。日本学士院賞受賞者の野村さんを動揺させるなんて、ヤラウシュさんて偉いんだね、パトラッシュ。ぼくは知らなかったよ。ちなみに持ち時間は二人で30分だが、ぼく5分・野村さん25分ということで、ひとつよろしく、野村さん(見てないか、ここ)。
もっとも当該シンポジウム、すでに参加は締切済なのであった。
……さて、つぎは編訳『「批判的転回」以後の歴史学』の解題である。締切は1月末だが、別件が入っているので、プラクティカルには12月半ばまでに30-50枚書かなければならない。ふう(ため息ひとつ)。

国際カンファレンス「記憶と歴史の政治とその紛争:東西ユーラシアの比較と対話」
日時:2015 年11 月28 日(土)-29 日(日)
会場:関西学院大学文学部
主催:
「中東欧・ロシアにおける歴史と記憶の政治とその紛争」科研研究会
京都大学人文科学研究所「現代/世界とは何か?----人文学の視点から」研究班
JSPS学術動向調査委託研究事業「東アジアの「西洋」史学」
日韓西洋史フォーラム


■11 月28 日(土)
●開会挨拶 
橋本伸也(関西学院大学
●基調講演 
コンラート・H・ヤーラオシュ(ノースカロライナ大学、アメリカ)「新たな紛争の火種とならない歴史記憶への展望」
コメント 野村真理(金沢大学)、小田中直樹東北大学
●第1セッション「隣国間の対話/紛争」 座長:吉岡潤(津田塾大学
ズザンナ・ボグミウ(ワルシャワ・マリア・グジェゴジェフスカ特殊教育アカデミー、ポーランド)「東西隣国との歴史と記憶をめぐる対話と紛争:ポーランドの経験」
池内敏(名古屋大学)「竹島紛争に残された論点」
福田宏愛知教育大学)・姉川雄大(千葉大学)「スロヴァキアとハンガリー第一次世界大戦後の経験をめぐる潜在的/現実的紛争」
コメント 小山哲(京都大学


■11 月29 日(日)
●第2セッション「記憶の政治/記憶の法制」 座長:福田宏愛知教育大学
ユーリー・コスチャショーフ(エマニュエル・カント・バルト連邦大学、ロシア)「旧東プロイセンのちにおけるソ連/ロシアの記憶政治:モチーフ・傾向・帰結」
イ・ソヨン(済州大学、韓国)「『笑い』をまじめにとる:韓国における植民地期/独裁期のジョークを統制する「規則のトリレンマ」
コメント 藤原辰史(京都大学
●第3セッション「歴史家・社会科学者の役割」 座長:小森宏美(早稲田大学
イム・ジヒョン(西江大学、韓国)「過去というアポリアに立つ歴史家:事実の探求者から記憶活動家へ」
オラフ・メルテルスマン(タルト大学、エストニア)「記憶の紛争か、過去を歴史に転ずるか:ヨーロッパの歴史家の任務」
山室信一京都大学)「歴史戦争と歴史和解の間で:戦士と調停者の二重性をめぐって」
コメント 塩川伸明東京大学・名誉教授)