宿・題・日・記

どうにか(最低限の)準備を終えたので、今日から『フランス現代史』の本体部分を書きはじめた。「本体部分」というのは、本書の枠組みというか問題関心というか視角というか、そんなものを提示する「序章」については、すでに以前に書きなぐって……じゃなくて書いてあるからだ。そんなわけで、例によって、自分にプレッシャーをかけるため、謹んでここに「宿題日記」を記すことにしたい。

●4月23日(月) 第1章「1940年代」第1節「データ」

6枚(以後四百字詰)+表が4つだけ……なのに、久しぶりにドラフトを書いたせいか、思いのほか時間がかかり、われながら驚く。

●4月24日(火) 第1章第2節「解放、対立、和解」第1項「解放と終戦

3枚。ヘロヘロ。なぜたった3枚なのに2時間もかかるのか、自分でも不思議。

●4月25日(水) 第2項「戦時の諸対立」

3枚。ヘロヘロヘロ。なぜたった3枚なのに3時間もかかるのか(以下略)。これはつまり、事態は悪化の様相をみせている、のか?

●4月26日(木) 第3項「和解」

4枚。昨日よりははかどったが、それでも2.5時間。「土地カン」がないと、なかなか辛いのであった……が、考えてみると、今後どんどん土地カンがない時期(=最近)に進んでゆくわけだが、ウム。とにもかくにも、これで第1章第2節はおわりであるというのは、これはこれで良いニュースである。

 ●4月27日(金) 第1章第3節「経済復興」第1項「CNR綱領」

4枚。南北朝鮮首脳会談の模様をストリーミングで流しながら、2.5時間。

●4月28日(土) 第2項「二つのディリジスム」+第3項「モネ・プラン(第一次計画)」

4枚。世間はゴールデンウィークに入ったらしいが、朝から職場に来て戦後フランス史についてウンウンうなっている自分をほめてやりたいと思います。でも、やっぱり2.5時間かかるあたり、イマイチ。帰宅してから、さらに4枚。これで第3節はおしまい。明日はオフにしよう。

●4月29日(日) 第1章第4節「第四共和政」第1項「憲法制定」

それでも貧乏性は怖いもので、結局、夜になって4枚書いてしまった。

●4月30日(月) 第2項「三党政治」+第3項「冷戦の開始」

7時前に職場に行き、2.5時間かけて4枚。もう4月が終わろうとしてるのにまだ第1章を書きおわらないとは、こはいかに……というのは悔しいので、もう4枚書いて第一章を終わらせる。しかし、だ。本来、1章あたり30枚の予定だったところ、40枚以上書いてしまったのだが、これでよいのだろうか。

●5月1日(火) 第2章「1950年代」第1節「データ」

8枚+表が10個。4時間。午後は学部のゼミがあるのだが、今日はホントに労働者の祭典「メーデー」なのだろう……ね、きっと。

●5月2日(水) 第2章第2節「脱植民地化とヨーロッパ統合」第1項「諸植民地の独立」+第2項「欧州統合」

4枚。2.5時間。眠い。ちょっと自分の勉強をしてから、さらに4枚。はたらけどはたらけど、メーデー翌日。

●5月3日(木) 第3項「迷走する政治」+第2章第3節「復興から成長へ」第1項「購買力政策と競争力政策」

3枚+4枚。朝の雨がやんできた。大学は静かで、とてもよろしい。

●5月4日(金) 第2項「経済成長のインパクト」+第3項「マンデス革命」+第2章第4節「第五共和政」第1項「アルジェリア戦争

4枚+4枚+3枚。ぼくは疲れたよ、パトラッシュ。あとは『都市クライアンテリズム』を読んで過ごすことにしようじゃないか。

●5月5日(土) 第2項「ドゴールの復活」+第3項「憲法制定」

5枚+4枚で、5時間。にわか雨と天気雨と太陽がかわるがわる出現するこどもの日。6:30すぎに職場につくのは、ぼくぐらいじゃないか? 明日こそはオフだ……オフにしたい……オフにしよう……オフならいいなあ……オフっていいなあ……オフってなに?

●5月6日(日) 第3章「1960年代」第1節「データ」

4時間かけて10枚+表が6つ。先は長いが、明日からは会議や会議や会議や会議や、授業や出稼ぎが入り、一気にペースが遅くなる予定となっている。

●5月7日(月) 第3章第2節「栄光の30年」第1項「ゴーリスム」

2時間で4枚。このあと会議が続くので、あわてている……が、こういうときにミスが出るんだよなあ、きっと。刮目して待つべし。

●5月8日(火) 第2項「欧州統合の深化」

1.5時間で4枚。おお、今日はめずらしくスラスラと行った。このあとは会議2つに授業で、気付いたら夕方になっていることであろう。

●5月9日(水) 第3項「産業政策」+第3章第3節「近代化」第1項「ライフスタイルの変容」

雨の中を歩いて登校していたら、恥ずかしくも靴に水がしみてきた。やむなくタクシーをひろい、7時前に職場に着く。2時間かけて4枚。予想最高気温11度、周辺に風邪多数。ホントに連休明けなのか? あまりにもぼんやりした天気なので、自分のしごとの本を読んでいると眠くなって困る。しかたがないので、眠気覚ましとして、午後になって、もう4枚やっつける。さて、また会議だ。

●5月10日(木) 第2項「メリトクラシー

2時間かけて4枚。今日も寒いが、大学院の授業と教授会ががが。

●5月13日(日) 第3項「福祉国家

2日間の出稼ぎを終え、朝から4枚。出稼ぎで頭を使いはたし、眠い。

●5月14日(月) 第3章第4節「五月革命」第1項「ベビーブーマー世代の登場」

通院の前に3枚。にわか雨ふる不安定な空模様。はたして自転車で病院に行けるか?

●5月15日(火) 第2項「学生反乱、ゼネスト、新しい社会運動」+第3項「学校教育と社会階層構造」

7:20に出勤して、まず4枚。会議と学部ゼミのあいだに時間をみつけ、もう4枚。これで第3章はおわり、ようやく折り返し点の第4章に入れることになった。しかし、先、長すぎ。

●5月16日(水) 第4章「1970年代」第1節「データ」

8枚+表4つ。7時に職場について書きはじめて、気付いたら10時を回っていた。ぼくは疲れたよ、パトラッシュ。でも、夜の前川喜平講演会を楽しみに生きようじゃないか。

●5月17日(木) 第2節「過渡期としてのポンピドー政権」第1項「ドゴールの退場」

4枚。朝起きたらヘビーな雨だったので、挫折してタクシー呼んだら速攻で来て(くださって)しまい、気付いたら6:30には職場にいた。70年代という、だいぶ土地カンのない世界に突入したので、時間がかかり、終わって時計をみたら9時を回っているではないか。これから大学院の授業が二つ。さて、どんな一日になることか。

●5月18日(金) 第2項「新社会建設プログラム」

4枚。今日も結構ヘビーな雨。それでも頑張って職場まで歩いたら、靴も靴下もズボンもカバンもびしょぬれであった。その後、くやしいことに雨は小ぶりとなったが、とにもかくにも上半身はモンベルのレインコートで問題なし。えらいぞ、モンベル。オフィスにおいてあるTシャツとシャツとハーフパンツに着替え、7時から書きはじめると、書きおわって9時すぎ。今日は夕方に会議が二つ入っているだけなので、それまではゆっくり『世界都市マルセイユ』を読めそうだ。うれしい(ささやかな幸せ)。

●5月21日(月) 第3項「左右両極化」+第3節「栄光の30年の終焉」第1項「ジスカールデスタン政権」+第2項「ニクソン・ショックと第一次石油危機」

2時間かけて4枚。ようやくポンピドー時代が終わった。しかし、まだ朝9時すぎだが、眠い。昨日一日寝倒したというのに、こはいかに。でもって、さらに3時間近くかけてもう4枚。あとは自分のしごとに戻ることにしよう。夕方になってもう5枚。石油危機、難しい。