学内行政に飽んで、夢は南仏をかけめぐる。

年末の恒例は、一日休みを取って年賀状を書くことである。今年は今日が年賀状の日となり、明日からはまた大学に出かける予定……は未定。仙台も寒気が入り、山形から奥羽山脈を越えて弱い雪がふっている。さて、明日はどうなるか。

 

21日には拙著『フランス現代史』(岩波書店岩波新書、2018)が、無事に刊行された。

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概説書ではあるが、準備から完成まで半年かかったので、それなりにほっとしている。

 

そういえば、監修を頼まれた小学館『マンガ世界の歴史』も秋に一挙刊行されていたのであった。

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ぼくは11巻「ナポレオンとつづく革命」と12巻「産業革命アメリカの独立」の産業革命の部分を担当したが、編集者さんから「ナポレオンがセントヘレナ島に流された際の航路」を尋ねられ、そんなん知るかいなということで、ラスカーズ「セントヘレナ覚書(Memoire de Sainte Helene)」をフランス国立図書館の無料デジタル公開版で読んで地図にプロットしたとか、その他いろいろと勉強になった……というか、なりすぎて疲れた。

 

そして、11月末からは、ようやくホームグラウンドに戻り、南仏はモンペリエにあるペルゴラ団地についての論文を書きはじめたわけである。「Lien personnel et structure spatiale(人的紐帯と空間構造)」 という上段に構えまくったタイトルだが、どうにか昨日ドラフトをしあげ、年末年始はのんびりと推敲に励もうかと思っている。3月後半には二週間ほどリサーチしにニームに出向く予定だが、春が待ち遠しい年末也。

そんなわけで、ここで一句。

 

学内行政に飽んで、夢は南仏をかけめぐる

 

 

それでは、良いお年を。