薔薇マークキャンペーン、始まる。

ひょんなことで「薔薇マークキャンペーン」なるものの呼びかけ人を務めることになった。同キャンペーンは敬愛する松尾匡さんが始めたもので、要するに各種選挙で「反緊縮政策、ぼくらのような一般庶民の生活改善のための財政支出の拡大」を公約に掲げる候補者に、党派を問わず「薔薇マーク」を献上しよう、という運動である。

rosemark.jp「反緊縮政策、ぼくらのような一般庶民の生活改善のための財政支出の拡大」なんてことを言うと、

財政赤字が増えてよいのか。

・安倍政権は日銀の「異次元緩和」でをはじめとする一種の反緊縮政策をしているが、これは安倍政権支持の運動なのか。

という、相対立する方向からの批判が予想されるが、

財政赤字が一時的に増えても、好況になったら増税して解消すればよいので、べつによい(経済学の基本)。

・拡大した財政支出社会保障・医療・介護・保育・教育・防災など、普通の人々の生活に直結する分野に使う点が、ぜんぜん違う。

ということで、ひとつよろしく。

 

ぼくは、松尾さんの(専門領域の数理マルクス主義経済学は難しすぎてわからないので、それ以外の)所説の影響をかなり受けてきた。

matsuo-tadasu.ptu.jp松尾さんのブログには膨大なコンテンツが詰まっているが、とりあえず「エッセー」に収められた各種文書がおススメである。年末に出した『フランス現代史』(岩波書店岩波新書、2018)も、一部で、松尾さんの所説をねじまげて(……)分析枠組みとして利用させてもらった。そこで1部献呈したところ「呼びかけ人、やりませんか?」という話になった、という次第。

 

そんなわけで、ひとつよしなに。