命の洗濯、またはアーカイヴァル・ワークの悦楽

4月から雑用(学内行政とも呼ぶらしいが)がひとつ増え、とりわけ2019年度前半はなにも出来ないほどドタバタになることが確定したので、現実から逃避するべく二週間ほどニームで資料収集することにした。年度末だというのに、考えてみれば優雅なことである。

7:50にニーム市文書館に着くと、掃除をしている職員さんが気付いてくれて、開館前に中に入れてくれた。館長のヴァゼイユさんも来ていて、感動の(ウソ)再会。そのうち秘書のジョルダヌも来て、今後のリサーチの打合せ。今回から資料請求番号系列Wに入るのだが、Wの資料は、ここ市文書館に付属している書庫と、市の中心部にある総合図書館カレ・ダールの地下にあるアネックスに分かれて所蔵されているのだ。請求番号順に請求するとごちゃまぜになり、職員さんの負担が増えていやがられることが確実なので、まずは双方を区分し、付属書庫所蔵資料から閲覧することにする。

例によって一日あたり請求可能数を大幅に超える資料の閲覧を求める交渉(悪いんだけど……遠くから来ていて……日数も限られていて……)のすえ、「一日20箱程度」で妥結。今日は20箱で1000枚以上の写真を撮り、ヘロヘロしながらホテルに戻る。

初日としてはまずまずの出だしではないかね、ワトソン君。