憲法記念日に想う。

あっというまに憲法記念日である。毎年、5月3日に「憲法記念日」を迎えるたびに、大略「この一年間もまた、どうやら『近代の超克』を見ずにすんだ」という安心感に襲われる。

さて、憲法記念日を迎えたということは、新年度も一か月たったということである。とにもかくにも疲れる4月だった。

 

つまり、

・新年度から、全学の役職である「副理事(学生支援担当)」とともに、所属部局である(うちは大学院が部局単位なので)経済学研究科の役職である「副研究科長(予算・評価・広報担当)」を兼務することになり、

・しかも、なんだかよくわからない理由で「複数の役職を兼務する場合は、役職手当は一つに限定される」らしく、副研究科長職は丁稚奉公、すなわちタダ働きで、

・ところが、この10年ほど全学のしごとにかまけて部局の情報をシャットダウンしていたため、まさしく「無知の知」(違うか)の状態から始まり、

・副研究科長というのは部局内の「どぶさらい」……は言いすぎだとすれば「トラブルシューター」の別称であることをはじめて知り、

・あれこれドタバタ無駄に走りまわっているうちに連休となってしまった。

という次第である。「どぶさらい」……じゃなくて「トラブルシューティング」をし、そのうえで当然の義務である授業をすると、自分の研究をする時間はせいぜい1.5時間/日しかない。すなわち、オフィスに着く7:00から職員諸氏が仕事を始める8:30までの90分だけである。8:30をすぎると、夕方まで、毎日が電話とメールの大運動会状態となるのだから、どうしようもない。せめてもの対策として、メールを書きながら電話できるようにスピーカーホン付きの電話機をオフィス用に買ったのが、唯一の一歩前進である。そのうえ、ラッキー(?)なことに、むこう4年間(2019-2022年度)の個人科研費(つまり基盤(c))が当たったので、研究をしなければならない。さあ、どうする?

 

さらにいえば、じつは本番はこれからで、

・副研究科長としてのぼくの業務内容に「評価担当」とあるが、

・2019年度は、2020年度に予定されている国立大学法人評価「暫定評価」のための提出書類を作成する年であり、

・だれがこの膨大な書類を作成するかというと、経済学研究科では「評価担当」つまりぼくらしいのだが、

・10年間、部局の情報を一切(自発的に)シャットダウンしてきたおかげで、ぼくは何もわからず、何も知らない。

のである。さあ、どうする?

 

ここは「副」理事と「副」研究科長のイエローカード2枚で自主的に退場しようか、とも考えたのだが、これはムリか、やっぱり、うむ。